みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
この日は「素敵な生き様をもったおとなからのメッセージ」という特別授業があり、
保田校長の知人で、元広島東洋カープの投手。プロ野球選手引退後は、チーズケーキを販売する会社の社長となり、その他、ボランティア活動を多数行っている横山弘樹さんが、授業を行ってくださいました。
授業では、横山さんの自己紹介から始まり、学生時代に怪我をして、スマートフォンを手に持つだけで腕が痛む状態になってしまった事。そしてその不安や葛藤をなかなか他の人に相談できなかったという事をはじめ、プロ野球の話、現在のチーズケーキ販売の話など、ありのままの生き様を話してくださいました。
また、その生き様の中に、チャレンジすることについて話があり、チャレンジすることは、誰かに決めてもらうのではなく、自分で決断して取り組んでいくこと。だから、チャレンジしたことの責任は自分にある。チャレンジしたことが上手くいかなくても、それは失敗ではなく、どうすれば上手くのかを考え改善していく「ポジティブな自責」をすることが大切で、チャレンジが上手くいかなくても失敗と思わないで常にチャレンジし続けることを忘れない。そして、人の強さとは、何かがあった時に、誰かのせいにせず、人を許せること。逆に何かをしてしまった人にそういった言葉をかけてあげられる人。強さは正しさではなく、優しさだ。という話があり、生徒たちも横山さんの生き様からの言葉に、真剣に話を聴いていました。
真剣に話を聴いたため、休憩に入ると、生徒たちは少し疲れていましたが…
そんな生徒に横山さんからのサプライズがありました。
それは、YOKOCHEE (ヨコチー)で、横山さんが販売しているバスクチーズケーキを
生徒だけでなく、スタッフにもプレゼントしていただき、みんなで美味しいチーズケーキを食べ、横山さんと色んな話をしながら素敵なリフレッシュタイムを過ごさせていただきました。
授業の最後には質問の時間があり、そこで保田校長が
「野球を継続していくなかで、あきらめかけた時はありますか。それをどうやって乗り越えてて来たか。」という質問をしました。
横山さんは、野球をしている中であきらめかけたことは、何度もあると言い、
その中で人と比較することをやめて、人とではなく、自分はどうしたいのかを考える。
時に一瞬、あきらめたいと思うこともあるが、それは一瞬の考えにして、ポジティブに切り替えていくと話がありました。
この言葉に、生徒たちはジっと、黙って話を聴いていましたが、それぞれ自分の中で思い当たることと照らし合わせながら話を聴いていました。
授業終了後、何人かの生徒に話を聴いてみると、「とにかく何かチャレンジしてみようと思う。」とか「話の内容は全部を理解できなかったけど、今から生きて行く中で実感していくのかなと思う」など、今日の話の内容が生徒の中に根付いているな…とうれしく思いました。
横山さん、今日は素敵な学びの機会と、素敵なリフレッシュタイムをありがとうございました。
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。