みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
この日は特別授業で、「ダーツ」を行いました。
私は、ダーツと聞くと、バーなどに置いてあるイメージがありましたが、
最近では、スポーツ競技として、小・中学校や高齢者のレクリエーション競技としても取り上げられているそうです。
そんなダーツを今回、日本ダーツ協会の方に教わりながら、みんなで挑戦しました。
ダーツをするのは、ほとんど初めての生徒ばかりで、うまくできるか不安そうでしたが、講師の先生の説明を聞き、「ゴミ箱に丸めて紙を投げ入れるように…」と言われると「それならできそう」と生徒たちは少し安心したようでした。
説明の後は、2グループに分かれて、早速ダーツに挑戦です。
みんな先ほどの説明を思い出しながら、順々に挑戦していきます。
みんなでダーツをしていると不思議と一体感が生まれ、
ダーツの的の真ん中にダーツが当たると、ほとんど話したことのない生徒にも「○〇君ナイス!!」と声をかけたりする姿や、
誰かがハイタッチをすると、野球のホームランシーンかと思うぐらい、グループ内でハイタッチの輪が広がる場面もありました。
ちなみに、ハイタッチを要求された生徒は、最初は恥ずかしがっていましたが…最後は、とても嬉しそうにしていました!!
また、みんなの前に出てダーツを投げるため、ダーツに挑戦したいけど、なかなか動けない生徒もいましたが、
そこは先輩が声をかけ一緒に移動し、真横で投げ方を何度もやさしく教え、ジッと本人のタイミングを待つと、その生徒は人前でダーツを投げることができました。
その瞬間、全員から大きな拍手があり、みんなで一丸となってダーツを楽しみました。
ダーツの授業が終わり、お昼になってもこの一体感は変わらず、「今日はお昼を買ってみんなと食べてみようかな…」と初めてほかの生徒と一緒に昼食をとる生徒や、今日のダーツでニックネームができ、他の生徒と楽しそうに話す生徒など、それぞれ思い思いに過ごしていました。
そんな時に、一人の一年生の生徒がそっと近くに来て「今日、時間がかかっても、人前でダーツを投げられた生徒を見て感動しました。」
とつぶやく姿があり、校長が、いつも「うちの生徒は感じる力をたくさん持っている」といいますが、まさにその通りだなと思い、
だからこそ、相手の気持ちを感じ取れ、今日のダーツみたいな一体感が生まれるんだろうな…と感じてしまいました。
ちなみに生徒たちは、ダーツで盛り上がりすぎ、午後は少し疲れた様子でした…
一日1ミリ共に…
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。
「保田隆のHeart Beatラジオ」 RCCラジオ 毎週月曜 20:30~